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2022.11.09更新

Amazon Music for Artistsの使い方 登録方法や利用できる機能など解説

Amazon Musicへ楽曲をリリースしているアーティストの管理ページ、Amazon Music for Artistsの使い方について解説。登録方法や便利な機能などを徹底解説していきます。

Amazon Music for Artistsとは?

Amazon Music for Artistsとは、Amazon Musicで楽曲をリリースしている方のみが利用できるアーティスト専用管理ツールのことです。ブラウザやアプリ(iOS/Android)から操作することができます。

プロフィール画像のアップロードや、楽曲の再生に関する詳細なデータを解析できるアナリティクス機能を利用でき、アーティストプロモーションを行っていくにあたっては欠かせないツールです。

Amazon Music for Artistsへの登録は、Amazonアカウントと本人確認をするためのSNSアカウントがあれば公式サイトから簡単に申請することができます。

Amazon Musicに楽曲を配信しているアーティストの方で、まだ登録手続きを行っていない場合はぜひ活用してみることをおすすめします。

Amazon Music for Artistsでできる事は?

Amazon Music for Artistsの機能は大きく分けて以下の3つがあります。

・アーティストプロフィールの編集
・アナリティクス機能
・楽曲ピッチ機能

「アーティストツール」という項目からは、プロフィール画像や背景画像を追加することができます。
プレイリストへのピッチング機能もありますので、「ニューリリース」からリスナーへアピールしたい楽曲を選択して申請することで、Amazon Musicのプレイリストに掲載してもらえる可能性が高まります。

なお、ピッチできる対象曲は、

・新曲(以前にリリースされたことがない曲)
・リリースごとに1曲
・ストリーミング権付きでAmazon Musicに提供される曲
・発売日から14日以内の曲

であるという条件があります。以前リリースした曲と同じタイトルの楽曲や、再リリース(リマスタリング作品など)、発売日から15日以上経過した楽曲は対象外となりますので、リリースが決まったらなるべく早めに手続きをしましょう。

ピッチ作成に必要な情報は、1,000文字以内のマーケティング戦略やプロモーション計画、曲のジャンル、歌詞の言語の3つです。

ピッチング申請をすることで、既存のファンやフォロワーにも新曲リリースの通知が届き、より多くのリスナーを獲得することにも繋がります。

また、ライブストリーミング配信プラットフォームのTwitchとAmazon Music for Artistsのアカウントを連携することで、アーティストとしてライブ配信も行うことが可能です。

他にも、「Spotlight」というカスタムボイスメッセージ機能を利用して、リスナーへ向けて新しいリリース情報やツアー日程のお知らせなどを告知するという使い方もあります。

アナリティクス機能は、再生回数やリスナー数などの統計データを確認できるツールです。ダッシュボードの「概要」「楽曲」「ファン」「Alexa」「楽曲編成」というメニューからそれぞれグラフや数値を閲覧することができます。

Amazon Music for Artistsのアナリティクス機能では主に以下のようなデータをチェックすることが可能です。

・再生回数
・リスナー数
・人気のアルバム/楽曲
・再生ソース(ステーション、プレイリスト、ライブラリなど)の割合
・再生回数の多い国
・ファンとスーパーファン(特に頻繁に楽曲を再生するリスナー)の人数
・音声アシスタントAlexaによるリクエスト数、日時音声インデックス
・掲載中のプレイリスト
・掲載中のステーション

これらのデータを分析することで、今後のリリース計画や活動をする地域、マーケティング施策などを決める際の参考にすることができます。

Amazon Music for Artistsの登録方法

Amazon Music for Artistsに登録するにあたっては、個人のAmazonアカウントとアーティストページをリンクさせる必要があります。
ここからは、Amazon Music for Artistsに登録申請するための具体的なステップをご説明していきます。

1. Amazon Music for Artistsの公式サイトにアクセスし、初めて登録する場合は「今すぐ始める」を選択します。

Amazon Music for Artistsの「今すぐ始める」を選択している画像

2. 「日本」にチェックを入れて「今すぐ始める」をクリックします。

「日本」にチェックを入れて「今すぐ始める」を選択している画像

3. 普段使用しているAmazonアカウントのメールアドレス、もしくは電話番号とパスワードを入力してログインします。まだAmazonアカウントを持っていない方は「Amazonアカウントを作成」からサインアップしましょう。

Amazonアカウントのログイン画面

4. 利用規約を確認し、各項目にチェックを入れて「Continue」を選択します。

Amazon Music for Artistsの利用規約を確認する画面

5. Amazon Musicで配信中のアーティストページとAmazonアカウントを連携するために、「Search for an artist」の欄にアーティスト名、もしくはAmazon Musicのシェアリンクを入力して検索します。

Amazon Music for Artistsとリンクさせるアーティストページを検索する画面

6. 連携したいアーティストが見つかったら「Claim」を選択します。

連携させたいアーティストの「Claim」を選択している画像

7. 必須項目としてアーティストの氏名、役割を入力し、本人確認のためにソーシャルアカウントとの連携を行います。入力が完了したら「Submit」を選択しましょう。

アーティストの氏名と役割を入力する画面
ソーシャルアカウントとの連携画面
「Submit」を選択している画像

8. 以下の画像のような画面が表示されたら登録申請完了です。

Amazon Music for Artistsの登録申請が完了した画面

9. 数日経って申請が受理されると、Amazon Music for Artistsから登録メールアドレス宛に通知が届きますので、確認できたら早速ログインしましょう。「Go To Artist」を選択すると、管理ページが使用できるようになります。

「Go To Artists」を選択しAmazon Music for Artistsの管理ページに遷移する画面

まとめ

Amazon Music for Artistsは、Amazon Musicで楽曲を配信しているアーティスト向けの管理ツールです。
Amazon Musicにおける楽曲の再生回数やリスナー数、再生されている国などのデータの閲覧、アーティストプロフィール画像の変更などを行うことができます。

より多くのリスナーにリーチしていきたいと考えている場合は、ぜひAmazon Music for Artistsに登録申請して、機能を活用してみることをおすすめします。
「まだAmazon Musicで楽曲を配信していない」という場合は、音楽配信代行サービスを経由して実際に曲をリリースしてからAmazon Music for Artistsへの登録申請を行いましょう。

また、既に楽曲をリリースしているアーティストの方であっても再生回数に伸び悩んでいる場合は、アーティストプロモーション支援が充実している音楽配信代行サービスに乗り換えることも検討してみてください。

音楽ディストリビューションサービスの「early Reflection」では、楽曲のデジタル配信手配だけでなく、各メディアへのリリース情報共有や公式SNSでの告知などプロモーション面のサポートが手厚いのが特長です。

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